原科製茶

しみ

TANOSHIMI

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平安時代から日本人に愛されてきたお茶。
その歴史が語るようにお茶の愉しみ方は千差万別です。
これを機にあなたにとっての“お茶の愉しみ方”を
見つけてみてはいかがでしょう。
お茶のあれこれをまとめてみました。

原科製茶のお種類

浅蒸し茶

Asamushi-cha

山間地で育つ浅蒸し茶は、黄金色のような薄い黄色をしています。香りは清涼感のある青い香りで、渋みや旨味を堪能できます。蒸し方の歴史は古く、江戸時代より前から飲まれてきたお茶です。浅蒸し茶を淹れるのには少々時間と手間がかかりますが、味わいはとてもおいしく、2煎目でもおいしさが変わらず、その抽出する時間によって香りや味を調整して愉しむことができます。

深蒸し茶

Fukamushi-cha

広い大地で育つ深蒸し茶はやわらかく芳ばしい香り(火香)がして、甘味やコクを愉しめます。昭和30年代になってからできた新しい製法です。どなたでも簡単に淹れやすく、抽出時間が短くても旨味が出やすい反面、2煎目になると急に味が落ちてしまうことがあります。茶葉が細かいので、茶葉もいっしょに飲んでしまうので、カテキンなどの栄養素を摂りやすいお茶です。

ほうじ茶

Houji-cha

ほうじ茶は、日本の緑茶の一種で煎茶や茎茶、番茶などを強火で焙じて製造したものをいいます。高温で焙煎するので、他の煎茶に比べて、カフェイン(=苦味)が少ないお茶なので、カフェイン摂取が良くない妊婦さんにもおすすめです。香ばしくさっぱりしているので、脂っこい食事の後や夜寝る前にもおすすめです。高級茶ではありませんが、料亭などで出されることが多いお茶です。

棒茶

bo-cha

棒茶も、日本の緑茶の一種です。煎茶と同様に作られるのですが、煎茶は葉の部分、棒茶は茎の部分を使ったお茶です。なので煎茶と同じ緑色のお茶に仕上がります。価格が安いので、二級品と勘違いされやすいですが、甘味・旨味・香り成分は葉よりも茎の方が豊富で、茶の抽出源として優れた面が多いです。茶柱も立ちやすいので良いこと起きるかも!?

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すごくおいしい お

煎茶の淹れ方

一煎目は、湯を少し冷まし最後の一滴まで絞り切りましょう。二煎目からは茶葉が十分に開いているので、熱いお湯を急須に注ぎ、10秒ほど待って淹れてください。二煎目、三煎目と一煎ごとの味が変化を味わうこともお茶の愉しみの1つです。

  • 人数分の茶碗にお湯を8分目ほど入れてさまします(上茶で70℃、並で90℃)。

    1人分の湯量は上で60ミリリットル、並で90ミリリットルです。

  • お茶の葉を急須に入れます。5人で10g(家庭にある大さじ2杯分)

    ※少人数の場合ちょっと多めに。

  • 湯ざまししたお湯を急須につぎ、60秒位(深蒸し茶は30秒)お茶が浸出するのを待ちます。

    浸出時間約1分(深蒸し茶は30秒)

  • お茶をつぐ分量は均等に、濃淡のないように廻しつぎ、最後の一滴までお茶は絞りきりましょう。(おいしく味わえる温度50~65℃位)

    ≪注意≫二煎目はお湯を入れてから10秒待ちます。

ほうじ茶の淹れ方

ほうじ茶は鼻から抜ける香ばしい香りとすっきりとした後味を愉しめます。寒い季節には熱く淹れて飲むもよし、暑い季節には冷たくして飲むもよしと一年を通して味わえます。カフェインも少ないのでお子様やご年配の方も安心して飲んでいただけます。

  • お茶の葉を急須に入れます。5人で15g(家庭にある大さじ多めに2~3杯分)

  • 1人分の湯量はだいたい130ミリリットル。お湯を急須に入れてお茶が浸出するのを待つ。浸出時間熱湯で30秒位。

  • お茶をつぐ分量は均等に廻しつぎし、お茶は絞りきりましょう。

  • 二煎(回)めは一煎(回)めより熱めのお湯を急須につぎ、ひと呼吸しつぎ分けてください。二煎目はお湯を入れてからすぐついでも結構です。

水出し煎茶の淹れ方

まろやかな旨みが抽出され、苦味が少ない水出し茶。冷蔵庫に入れておくだけで、お手軽に美味しい冷茶が楽しめます。同じ茶葉で3度ほど抽出できます。作りおきしたお茶はその日のうちにお飲みください。

  • 水出し用煎茶ティーバッグを冷水ポットへ入れます。水0.5リットルにティーバッグ1袋(5g入り)が目安です。

    ※氷と一緒に入れても良いでしょう。

  • 10~15分たったらトングでティーバックをしぼります。

    ※水の場合、お湯と違って成分が出にくいので濃いめにしぼり出すと、おいしくなります。

    充分しぼりきったらティーバッグは取り除きましょう。

引用元:静岡県経済産業部農業局お茶振興課Webサイト

保管のあれこれ

お茶の鮮度を保つためには、 ちょっとした工夫が必要です。
茶葉を最後までおいしく愉しむために、 おすすめの保管方法をご紹介します。

  • 冷蔵庫での保管がおすすめ

    お茶の開封後はジップロックなどで“密閉”して冷蔵庫で保管してください。
    お茶の鮮度が保たれます。お茶には脱臭効果があるので密閉しないと冷蔵庫内の臭いがついてしまうことも。

  • 気密性の高い
    容器へ

    湿気を防ぐために、気密性の高い容器を使いましょう。大量のお茶を手に入れた時はもちろん、少量買ったときでも、小分けにして缶に入れておくといいです。

  • 茶葉が新鮮なうちに

    封を切っていない茶葉は10ヶ月程度、封を切った後の茶葉は10日間程度がお茶をよりおいしくいただける目安の期間です。 ※適切に保管した場合

引用元:静岡県経済産業部農業局お茶振興課Webサイト